『腐っても鯛』って、どういう意味?ことわざの「腐っても鯛」は価値がある事だけど、現実の「腐った鯛」に価値は無い。

『腐っても鯛』は、価値のあるものは多少悪くなっても、本来の価値を失わないと言う意味のことわざ。

でも、使い方も難しく、今ひとつ意味がよくわからない方も多いのでは?

この記事では『腐っても鯛』について解説していきます。

ことわざの『腐っても鯛(くさってもたい)』の意味とは?

腐っても鯛とは、すぐれた価値のあるものは多少悪くなっても、本来の価値を失わないという意味のたとえ。

基本的には、まだ価値が残っているといった良い意味に聞こえます。

しかし、相手に対して直接使うのは失礼な表現になるため、注意が必要。

嫌味っぽくなってしまったり、変に誤解されてしまう可能性が高いため、日常生活では使わないほうが無難です。

鯛は他の魚よりも腐りづらく、鮮度も長持ちする。

実際に鯛は腐りづらく、価値が落ちにくい魚です。

マグロやサバなどの赤身魚や青魚は、体内に酵素が多く蓄えているため、分解スピードが早く痛むのが早いです。

一方、鯛やヒラメなどの白身魚は、これらの酵素が少なく分解スピードが遅いため鮮度が長持ちします。

また、昔から鯛は『メデタイ』と言われるように、縁起物としても珍重されていました。

鯛は価値があり腐りづらく長持ちすることから、『腐っても鯛』と言われるようになったと言われています。(※諸説あり)

現実の『腐った鯛』に価値は無い・・・

鯛は鮮度落ちが遅く、多少なら傷んでも煮たり焼いたりすれば美味しく食べられます。

しかし、腐ってしまっては話は別・・・
現実の『腐った鯛』に価値は無く食べられません。

もし、冷蔵庫にある鯛が腐ってしまったら価値はないので、迷わず生ゴミとして処分しましょう。

まとめ

ことわざの『腐っても鯛』は、相手に対して直接言うのは失礼ですが、基本的には、まだ価値があるという意味。

一方、現実の『腐った鯛』に、価値はありません。

そのため、言葉の意味を理解するのが、少し難しくなります。

ことわざが出来た背景を考え、現実と区別して考えると、言葉の意味が理解しやすくなると感じました。

【参考文献】

■書籍

この記事を書いた人

佐々木 慎吾

食育インストラクター。
お米ソムリエ・お肉ソムリエ・シーフードソムリエなど、食の資格を複数取得。
食に関する知識をお伝えするために記事を書いています。