『とりにく』は何の肉?「若どり」「地鶏」「銘柄鶏」の違いについて

鶏肉(とりにく)と言っても、様々な種類があり一言で説明するのは難しいですよね・・・

一般的に鶏肉と呼ばれるものは3種類。

  1. 若どり
  2. 地鶏
  3. 銘柄鶏

に分類できます。

この記事では、これらの違いについて確認していきます。

若どり(わかどり)が最もポピュラーな鶏肉

生後3ヶ月未満の鶏を若どりと呼びます。

スーパーなど販売されている鶏肉の半分以上はこの若どりです。

ブロイラー飼育の鶏を指す場合が多く、少ない飼料で短期間に効率よく育て、生まれてから約50日で出荷されるため大量生産されています。

柔らかな肉質で、手頃な価格で購入できるため、私たちの生活に一番身近な鶏肉です。

地鶏(じどり)は、貴重な高級品。

地鶏と呼ばれるに鶏肉には、4つの条件があります。

  1. 50%以上の在来種の血が入っている
  2. 孵化から75日以上飼育していること
  3. 孵化後28日目以降は、平飼い(自由に運動できる飼育方法)
  4. 孵化後28日目以降、1平方メートルあたり10羽以下

これらの条件を満たした鶏を地鶏と言うことができます。

地鶏の種類は全国で60種類以上。

産地ごとに味わいは異なりますが、どれも肉の味や旨味が濃いのが特徴的です。

ただ、条件が厳しいため、地鶏の出荷羽数は全体の1%程しかない貴重な存在です。

銘柄鶏(めいがらどり)は、中間的な存在。

若どりや地鶏と異なり、銘柄鶏に明確な定義はありません。

一般的に、通常の飼育方法と異なり、エサとなる資料や飼育場所などに工夫を加えた鶏のことを銘柄鶏と呼びます。

たとえば、エサに海藻飼料を配合し、ブロイラーの若どりよりも長く飼育することで、引き締まった肉質にするといった育て方をされています。

価格的な価値としては、地鶏と若どり(ブロイラー)の中間的な存在です。

まとめ

鶏肉(とりにく)の種類は大きく3つ。

  1. 若どり(ブロイラー)
  2. 地鶏
  3. 銘柄鶏

に分類できます。

若どりが最も流通・消費量が多く、反対に、地鶏は全体の1%しかない高級品。
銘柄鶏は、その中間的な存在となっています。

【参考文献】

■論文

■書籍

この記事を書いた人

佐々木 慎吾

食育インストラクター。
お米ソムリエ・お肉ソムリエ・シーフードソムリエなど、食の資格を複数取得。
食に関する知識をお伝えするために記事を書いています。