牛肉は『A5ランク』。では、豚肉は何という?豚肉のランクを決める格付けについて

牛肉の最高ランクは『A5』と格付けされます。

では、豚肉の格付けは何というでしょうか?

あまり知られていませんが、豚肉には5段階の格付けがあり、最高ランクは『極上』として格付けされます。

豚肉の格付けは5段階。

豚肉の格付けは、枝肉の状態で格付けされます。
枝肉(えだにく)とは、骨が付いたままの肉の塊のこと。

この豚枝肉の、

  • 外観
  • 肉質

を各項目の条件によって等級が決められます。
『味』は項目に含まれていないため、肉の光沢や脂肪の沈着などの肉質を見た目で判断します。

等級は5段階あり、

  1. 極上
  2. 等外

と格付けされ、豚肉のランクが決定します。

極上ランクの豚肉はわずか1%未満!

ランク付け割合
極上 0.4%
上 48.9%
中 34.1%
並 12.5%
等外 4.1%
令和2年 豚枝肉格付け結果-参考元:格付結果情報|日本食肉格付協会(JMGA)

豚肉のランク付けは年間1200万頭が格付けされます。
最高ランクの『極上』はわずか1%未満と非常に狭き門となっています。

『上』が50%弱と大半を締めており、全体で見ると日本の豚肉は質が高いと判断できます。

その中でも、『極上』に選ばれるのはごく一握りだけなのですね。

A5ランクの牛肉は見るけど、極上ランクの豚肉を見かけない理由

A5ランクの牛肉はキレイに網目状の脂のサシが入っていて、見た目も美しく柔らかい肉質で非常に人気があります。

日本人は脂のサシを好むため、TVやメディアなどで注目される可能性が高いため、頻繁に紹介されています。

しかし、豚肉の格付けは牛肉ほどの差が無く、脂肪の付き方も異なるため、あまり重要視されていません。

そのため、豚肉が格付けされていることが一般に知られていません。

『極上ランクの豚肉』と言っても注目される可能性も低く、ほとんど見かけることはありません。

まとめ

豚肉のランクは5段階で格付けされます。
最高の『極上』に選ばれるのは全体の1%未満だけの狭き門となっています。

牛肉の格付けと比較すると、注目されることはありません。
しかし、豚肉にも格付けがあることを知ってもらえたら幸いです。

【参考文献】

■書籍

■Webサイト

この記事を書いた人

佐々木 慎吾

食育インストラクター。
お米ソムリエ・お肉ソムリエ・シーフードソムリエなど、食の資格を複数取得。
食に関する知識をお伝えするために記事を書いています。