
ゴボウ茶はゴボウを焙煎して作られた、カフェインレスで香ばしい味わいの健康茶です。
この記事では、ゴボウ茶の健康パワーについて紹介していきます。
ごぼう茶とは?
ごぼう茶はどんな味?
ごぼう茶は、
- ごぼうを細かく切り
- 乾燥
- 焙煎
して作られています。
焙煎した香ばしさがあり、味は麦茶に近い印象を受けます。
生よりもごぼう茶にした方が栄養が増す!
生のごぼうを食べるよりも、焙煎してごぼう茶を作ることによって
- 抗酸化作用
- 免疫力
- 血圧低下作用
の効果が増えることが確認されています。
ごぼう茶の成分や栄養素

カフェインレス
普通のお茶と違い、ゴボウのみから作られているので、カフェインレスで、カフェインが苦手な方でも安心し飲むことができます。
サポニン
サポニンはゴボウの皮に多く含まれているポリフェノールの一種の栄養素です。
これは朝鮮人参にも含まれている栄養素と同じものです。
わざわざ高級食品の朝鮮人参を買わなくても、ゴボウを皮ごと調理すればその栄養を摂取することができます。
食物繊維のイヌリン
- 不溶性
- 水溶性
の両方が含まれているので、体の中の余分なものの排出を助ける働きがあります。
特に、水溶性食物繊維のイヌリンは、体の中の有害物質を絡め取り、排出してくれると、注目の成分です。
ごぼう茶の効果や効能
ダイエット効果
ゴボウ茶に含まれているサポニンには、界面活性作用があり、これがコレステロールや脂肪を洗い流してくれます。
脂っこい食べ物を食べるときに一緒にゴボウ茶を飲めば、脂肪吸収を抑える効果もあり、よりダイエット効果が期待できます。
美肌効果
サポニンの効果はまだあります。
余分な脂肪を流してくれるので、肌の皮脂が過剰になりすぎるのを防いでくれます。
また、ゴボウ茶には、
- 抗酸化作用
- 創傷治癒作用
があるので、肌をキレイに若々しく保ってくれます。
冷え性の改善
サポニンには地を固める血小板の機能を抑える作用もあり、血液が流れやすくなります。
血流が良くなると、体の隅々まで血液がめぐり、冷え性の改善に繋がります。
免疫力アップ
ゴボウの皮には『防菌防虫作用』があり、外敵が多い土の中で、病気や害虫から身を守っています。
これらの成分は私たちの体の中に入ったときにも力を発揮し、風邪やインフルエンザ菌から守り、免疫力がアップします。
便秘が解消する
ゴボウ茶には、水に溶ける『水溶性』の食物繊維と、水に溶けない『不溶性』の食物繊維が、他の野菜に比べ、豊富に含まれています。
食物繊維には整腸作用があり、便秘解消に期待ができます。
ごぼう茶の作り方
ゴボウ茶を作るというと、ハードルが高いと感じますが自宅で簡単に作れます。
- ゴボウをキレイに洗い
- 包丁やピーラーなどで、ゴボウを細かく切り
- キレイなネットや布の上に広げ天日干し
- フライパンで煎り
- 急須に入れて、お湯で煮出す。
これで、家庭でもゴボウ茶を作ることができます。
まとめ

市販品のゴボウ茶も多く販売されていますが、自分で作ったほうがコスパもよく、何より、安心して飲むことができると思います。
もし、毎日コーヒーを飲むことが習慣になり、カフェインの取り過ぎが気になっていたら、ゴボウ茶に切り替えて、健康習慣を身に着けて見てはいかがでしょうか?
【参考・引用資料】
『ゴボウ茶を飲むと20歳若返る! Dr.ナグモの奇跡の若返り術』(出版社:SBクリエイティブ)著者:南雲 吉則