
松や杉の木から作られる紙が一般的ですが、今回購入したのは、バナナの木から作られた『バナナペーパー』。
あまり馴染みのない紙の種類ですが、地球環境にやさしいと注目されています。
バナナペーパーとは?

バナナペーパーはその名の通り、バナナを原料にして造られた紙です。
バナナと言っても、普段、私達が食べている実の部分では無く、バナナの木の繊維を使用しています。
和紙に近い質感で、コピー用紙などと比較するとすこしザラツキ感があります。
なぜバナナペーパーを作る必要があるのか?
バナナペーパーが主に造られている地域は、アフリカなどの発展途上国です。
バナナペーパーを作ることで雇用が生まれ、貧困問題の解決に力になっています。
また、バナナの木は成長が早く、暖かい地域では原料が豊富にあります。
バナナの木を使用して紙を作れば、森林伐採も減少し自然環境にも優しいことから、バナナペーパーが注目されています。
バナナペーパーの製品は高い?

バナナペーパーを使用した製品は、
- 名刺
- ノート
- ポストカード
- 卒業証書
幅広く使用されています。
一般の紙と比較すると、まだ値段は高価だと感じました。
そのため、ポストカードや卒業証書などの記念品に多く利用されています。
まとめ
ペーパーレス化を進めようしている企業は多いですが、まだまだ私達の暮らしの中に欠かせない『紙』。
これからも、紙製品にはお世話になると思います。
今まで、バナナペーパーを知らなかった方も、この記事をきっかけに、紙にも様々種類があることを知ってもらえたら幸いです。